保隙装置
保隙装置とは・・・乳歯が早く失われたとき、永久歯にはえかわるまでの間、
その場所を確保しておくための装置です。
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乳歯の役割
食べ物を咬む
咬むことで顎の発育を促します
根が吸収されるまで残って、永久歯のスペースを確保します
もし、ひどい虫歯などで本来の抜ける時期よりも
ずっと早期に乳歯が抜いてしまったら・・・
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抜歯により生じた隙間の隣にある歯が、そのスペースに倒れてきます。
また、下顎の第一大臼歯(6歳臼歯)は乳歯を前方へ押しながら萌出してきます。
このため乳歯を早期に抜いていまうと、永久歯の萌出するスペースが不足となり歯列がデコボコになってしまいます。
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保隙の種類
保隙は将来起こりうる歯列不正(デコボコ)を予防します。
保隙するための装置(保隙装置)にはいろいろな種類があります。
- 歯に固定するタイプ(ワイヤーなどを用いたループなど)
バンド・ループ ・ ・ ・ バンドを巻いた歯にワイヤーなどのループを取り付けて空隙を保ちます。
ループの下から歯が生えてきたら撤去します。
クラウン・ループ ・ ・ ・本来バンドを巻く歯が虫歯になっている状態で、バンドを巻かずに乳歯冠を被せ、
その冠にループを取り付けたものです。
バンド・ループと同じです。
ディスタル・シュー ・ ・ ・ 第一大臼歯(6)が生えてくる前にE(第一乳臼歯)を喪失してしまった場合に使います。
Eの後ろに6が生えてきますが、Eが抜けてしまうと6は前方へ傾斜した位置に
生えてきてしまいます。
そこで、 Dを使って6の生えてくるガイドを作っていきます。
- 取り外し出来るタイプ
小児義歯 ・ ・ ・ 保隙と食べ物を噛む機能の回復目的で使う小児用の入れ歯です。自分で着脱出来ます。
抜いた歯の部位や本数、年齢などにより、使用する装置が異なります。
保隙装置は現在のところ保険が適応されていません。![]()
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メンテナンス
保隙装置を装着後、そのままというわけではありません。
永久歯が萌出してきて、歯肉の形態なども変わるため定期的に調整が必要になります。




